こんにちは。
あり方コンサルタントの堀内です。
またまた久しぶりのブログになってしまい、
結果、定期的な発信が苦手な事を発信し続けてしまいました。
さて、私が個人事業主として独立し1年以上過ぎましたが、
その間色々な講座をさせて頂きました。
主に起業に関する講座で、
女性の参加者が圧倒的に多いのですが、
参加される方の中で一定数
「やりたいことがわからない」
また
「途中でやりたいことがわからなくなった」
という方がいます。
そんな意見を聞くたびに、
私は都度話してきた事があります。
それは『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)の特番内の1コーナー、
「高学歴ニートに向けての講義」の中での林先生の話です。
たまたま最近記事になっているのを目にしたので、
ここでご紹介したいと思います。
『仕事は「やりたいこと」より「できること」で選ぶ 林修が高学歴ニートにレクチャー』
記事を読んでいただければ大方ポイントは纏められているのですが、
この他に私が記憶している中で重要だと思っているポイントを補足したいと思います。
その前に、林先生は番組内でこの話を4象限マトリクスを使って説明していました。
・縦軸:できない⇔できる
・横軸:やりたくない(嫌い)⇔やりたい(好き)
これから出来る仕事のエリアは
第1象限(左上):できる+やりたくない
第2象限(右上):できる+やりたい
第3象限(左下):できない+やりたくない
第4象限(右下):できない+やりたい
となります。
ここからが本題になりますが、
記事には無い、林先生の発言で重要だったポイントは特に2つ、
①「世の中にある仕事の殆どは“できるけどやりたくない仕事”」
②「“できないをできる”にすることは努力でコントロール可能だが、
“やりたいくないとやりたいの軸”は偶然による(コントロール不可能)」
ということ。
そこで、記事中にもある林先生の結論として
①できるけどやりたくない仕事ばかりをやってきた結果、今がある
②できる+やりたい仕事をしたいと夢見るけど、その仕事に就ける人は偶然による
特に②に関しては記事中にある、
“「人は情報に欲望を喚起されて『〇〇したい』って。だから、『やりたいこと』はそんなに絶対的なものなのか? 偶然の出会いの中で、そういう願望がいつの間にか内部化されて、自分の思いにすり替わってないのかっていう風に思うところがある」”
という考えが重要だと私も思い、
「なぜそれをやりたいのか?」
という自問を繰り返しする必要があると思っています。
ちなみに、同じ番組回で「欽ちゃん(萩本欽一)と林先生の対談」もあったのですが、
その中で欽ちゃんも「やりたくない仕事ばかりやってきた」と
奇しくも同じ事を語っていたのも印象的でした。
でも、少しでもやりたい事をしたければ、
少なくとも“できないことをできるようにする努力”は必要かと思います。
“やりたいこと”をするためには、
意外とその周りに“やりたくないこと”がくっついていたり、
取り囲んでいたりするんですよ。
だから私もこれを書きながら、
もう少し情報発信していこうと自戒の念が出て来ています。